食物アレルギーの息子を連れての台湾旅行①海外旅行保険と事前準備

台湾・台北(2020)
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我が子の食物アレルギーと考え方

結論から言います。
私の考え方は「出来るだけ現地のものを食べさせる」です。
アレルギーっ子を連れての海外旅行について色々調べてみましたが、「現地では極力、食べない」「持参したものを食べる」という意見が多かったのが印象的です。
小さいお子さんならそれでもいいと思いますが、我が子は食べ盛りの中学生だし、食事を楽しんでもらいたいという想いから、「出来るだけ現地で食べる」「どうしても、難しいものは持参したものなどで対応する」というスタイルで海外旅行に行きました。
今回はアレルギーのある子供と一緒に行くという視点から事前に準備したことや、実際に行ってみて起こったことを紹介します。
※アレルギーについての考え方や対応は人それぞれです。 私の考え方を話した上で記事を書くことで考え方が近い方に参考にして頂ければと思います。


海外旅行保険について

急病だけでなく、飛行機の遅延や荷物が無くなった…という、万が一に備て海外旅行保険は必ず入るようにしています。
家族の安全と安心のために、補償内容をきちんと把握していざというときに焦らないようにしておくことは準備の中でも一番大事にしてます。
食物アレルギー の場合、誤食の可能性が少なからず想像できてしまうので…尚更ですね。

クレジットカードに付帯している海外旅行保険

私は普段、エポスカードをメインで使っています。
旅行保険が家族も対応していて、補償内容が充実しているからです。
クレジットカードの使用を1つのカードに絞ることで年間利用額を集中させて、カードのグレードを『プラチナカード 』に上げました。
そうすることで、家族も旅行保険の対象になるからです(^^)
航空機遅延費用や航空機寄託手荷物遅延等費用も保険に含まれていて安心です。
事前に加入手続きをする必要が無いのも嬉しいです。
(※エポスカードは通常のカード、ゴールドカードは家族は補償対象外です。)
しかし、エポスカードや大抵のクレジットカードに付帯されている旅行保険では、食物アレルギーによる病院の受診は既往症とみなされ補償対象外だそうです…。
実際に問い合わせてみました。
明言はされませんでしたが、「お問い合わせの時点ではっきりとお答えすることはできませんが、診察した医師が既往症と判断した場合は適用外です。」とのことでした。
それはそれは、曖昧なお返事(笑)
そんな、不安を抱えて行くのは嫌なので、アレルギーを補償対象としている保険に加入しておくのが確実ですね。
アレルギーの心配の無い家族はエポスのプラチナカードの海外旅行保険で十分です♪

アレルギーも補償してくれる海外旅行保険

ということで、食物アレルギーが補償対象になっている保険を探しました。
それが、たびほの保険です。
今回の旅行で12歳の息子の保険料は3,500円ほどでした。
渡航先や滞在期間の他に年齢によっても保険料は異なりますが、これくらいの金額で保険が適用されるのであれば安いと思います(^^)
たびほはアプリもあって利用可能な病院が検索できたり、病院でのコミュニケーションを助けてくれるツールもあって便利そうです。
(幸い、病院にいかなければいけない症状が出たことが無いので実際のところは使い勝手は未確認です。)

海外保険に入ったら、保険会社と連携している病院や連絡先をきちんと確認しておきましょう。
私は一緒に行く大人とLINEグループを作っておいて、まとめた情報をノートで共有しています。

使える!食物アレルギー伝達シート

私の場合、海外旅行に行くとき、翻訳アプリは必須です(笑)
ジェスチャーと小学生レベルの英語で身振り手振りしたりもしますが、どうにもならないときは翻訳アプリのお世話になります。
(常にお世話になってるかも…笑)
スマホは地図と翻訳アプリでフル稼働なわけで、食物アレルギー伝達アプリもってなるとスマホ1台じゃ無理!
そんなわけもあって、お手製の食物アレルギー伝達カードを作っていくわけですが…今回は素晴らしいのを見つけました!

東京都港区の食物アレルギー伝達シートなるものです。
▶︎食物アレルギー伝達シート<中国語版>
▶︎食物アレルギー伝達シート<英語版>

食物アレルギーの知識の無い人にも分かりやすく伝えることができます。
万が一、アレルギーが起こったときの対応にも使えます。
PDFになってるので印刷して持って行けばOK!
子供本人と私の分と2枚印刷して持って行きました。
実際に使ってみた感想としては「とても使いやすかった」です(^^)
ただ、原材料を知らない、調べるのが面倒って感じのリアクションされることは少なくなかったです。
これは台湾に限ったことでは無いですが、アレルギーのある身(と、その家族)としては悲しいですね。
対応メニューを…とは思わないけど、ちょっと丁寧に調べるとか、答えてくれてもいいのに…という感じ。

アレルギーっ子ならではの持ち物

旅行だけでなく、遠出のお出かけのときにも用意して行きます。
息子は中学生なので、自分で用意して自分のリュックに入れるようにしてます。(ほっとくと忘れてたり、面倒くさがるのでまだ私がチェックします。)

・頓服(エピペンなど)
・アレルギー伝達シート
・高カロリーの補助食

ウチの子の場合だと芋けんぴとかクラッカーを持って行ってます。小さくて高カロリー、潰れなくて日持ちするもの、気温に左右されないものがオススメです。なかなか、食事にありつけなかったときにつまめるように常に鞄に入れてます。
・体温計
・血中酸素濃度計
・血圧計

体調不良を訴えても、どの程度なのか、子供の申告だけでは分かりづらいので測定機器は状態の目安として役に立ちます。基本、明らかな誤食があった場合は即、エピペンを打って救急車を要請しないといけないので…本当は自己判断は絶対によくないです。(真似しないでください。)

電話番号を取得する

万が一のときに電話ができるように050アプリなどで電話番号を取得しておくことをお勧めします。
こういうことなどから、私はWi-Fiではなく、SIMカードを買っていくようにしてます(^^)
SIMロック解除しておけば、たいてい差し替えるだけで使用できて便利です。

まとめ

とにかく事前にしっかり調べること。本当にこれに尽きます。
食物アレルギーがあっても食事を楽しめますように♪