Grab(グラブ)とは
Grab(グラブ)とは、配車アプリです。

アプリで車を手配して、タクシーのように利用することができます。
海外旅行でタクシーを利用する場合、言葉が伝わらず行きたいところに連れて行ってもらえなかったり、料金でトラブルになることもありますが、Grabは行き先を入力して配車を行うので、行き先を伝えたり料金を支払ったりする必要が無いためストレスがかかりにくいシステムになっています。
(現金で払うことも可能なようですが、クレジットカードを登録して、キャッシュレスにしておくのが安心です。)
行き先を登録した時点で料金(価格帯)が出てくるので、かかる費用が先に分かるのと、ぼったくりの心配が少ないのも嬉しいです。
グラブを使わずにタクシー乗ってみた
本当にグラブを使う必要があるの?
ということで、グラブを使わずにタクシーに乗ってみました。
車で3分ほどの目的地まで。
大人なら歩けなくも無い距離ですが、子供もいるし、なんせ蒸し暑い。
私の弟と私、そして息子3人。
200円くらいで移動できるなら・・・ということで、タクシーに乗りました。
移動距離が近いのでグラブを使わずにタクシーに乗ります。
タクシーはそこら中に走っているので適当に止まったタクシーに乗り込みます。

会話は基本英語ですが、運転手さん英語ができないのか、できないフリか・・・ほとんどタイ語で言ってきます。
タ「どこまで?」
弟 Googleマップで目的地までのルートを示しながら
「ここ」
「3分」
タ 怪しいくらいの満面の笑みで
「オッケー!オッケーィ!」
怪しすぎる・・・
メーターを回さずに出発しようとするタクシー・・・
おいおい!!
弟「3分(で着くからな!)」
「メーターオンリー!」を連呼
一応理解したのか・・・
タ 「オッケー!(–+)」
走り出します。
最初の分岐地点、
右側にある高架を上らなきゃいけないのに・・・
チラッとこちらを見て、左へ寄ろうと・・・
弟「ノーノー!ライト!高架を渡って」
「●●●(目的地)!!!」
タ ギリギリで諦めて進路を戻して、右側の高架へ。
やけに、ニヤニヤしながらベラベラ喋る運転手・・・
(誰もタイ語を理解できないって分かってる状況で・・・怖っっ)
なんとか、無事に到着。
子供達と私が先に降りてから、弟が料金を支払いました。
(万が一、トラブルになった時のことを想定して、ちょっとしたことでも身を守る選択をします。)
たった、数分でこの労力。
長距離だったらって考えただけでしんどい・・・。
多少、遠回りされてもよくわからないし、車の中でトラブルになるのは怖い。
タイのタクシー事情
日本でタクシーを拾うとき、お客さんが手をあげてタクシーを呼び止めますが、タイでは至るところにタクシーがいて普通に歩いてるだけでもタクシーがそばに止まって「乗らない〜?」ってな具合でクラクションを鳴らしてきます。
遠目にに見たらナンパしてるような感じです(笑)
めっちゃ怪しすぎます。
空港にはタクシー専用のカウンターがあります。

番号札を取って配車してもらいますが、特に保証があるわけではなさそうです。

空港のカウンターを通さずにそのまま拾おうとするタクシー・・・。
警備員がライトを当てて、去るように促していますが、ひっきりなしに来て空港から出てきた人に声をかけていました。

この光景はあまりにも日本のタクシー事情と違いすぎて衝撃でした。
この光景がショッピングモール、街中・・・もう視界に入らない瞬間はないんじゃ無いかっていうぐらい見られます。
タクシーだけじゃなくて3輪バイク?も同じ感じです。

キラッキラに装飾して、マフラーを改造したようなのがショッピングモールや観光地にたくさんいます。
ちょっとガラの悪い感じにも見えます。
これこそ、ナンパにしか見えない(笑)
観光地の乗り物って感じで、外国人が利用してるのを多く見ました。

「観光」と割り切って乗るならOKだと思います♪
(京都の人力車とかそんなイメージかな?人力車に比べればぼったくられてても安いような気もします。笑)
タイのタクシーは言い値で乗せようとしてきます。
実際の値段の倍以上なんて当たり前。
これを毎回のように
「メーター使って」とか相場の価格を調べて「●●円で行って」と交渉してってなると、かなりのストレス!
そもそも、目的地を伝えるだけで一苦労。
間違って違うところに連れていかれる可能性もなくは無い。
ストレス+不安!!
Grab(グラブ)を実際に使ってみた
目的地を入力して設定をすると、すぐにマッチング・・・!
アプリのマップにタクシーの位置と私たちの元へ到着するまでの時間やナンバープレートが表示されます。

ナンバープレートを確認して乗り込みます。
目的地を運転手さんと確認。
タ 「ここだよね? 」
私 「オッケー」
程度のやりとりです。
目的地に到着。
私 「コップンカー(ありがとう)」
降りるだけ♪
簡単+便利+ストレスフリー
使うときのポイントは?
混雑しすぎてるところはできるだけ避けて
人混みや交通量の多いところだと、タクシーの到着が遅れる場合があります。タクシーが私たちの元に着くまでに別のお客さんを発見しているのか、急にキャンセルされたことが何度かありました。(すぐに他のが見つかるので困らないけど、ちょっと面倒な気分になります)

コンビニなど分かりやすい目印があるところを待機場所に設定するようにします。いつの間にか通り過ぎてしまってた〜なんてこともありました。
空港だと「何番出口の前」など、伝えやすいところを選ぶといいです。
目的地までの経路を自分のスマホでも表示させておく
タクシーだと運転手さんがGoogleマップで経路を表示させて走ってるのがほとんどでしたが、後にも書くように急に進路を変えたりされる場合も無くはないので、自分自身でも経路を確認した方がいいです。
普段、車に乗らない、運転しない、地図を見るのは苦手という人でも、「私もマップで経路を確認してますからね!」という、プレッシャーを与えることで、遠回りされるなどのトラブルの抑制になります。
しかし、グラブでもトラブルは起こります
高速代を請求されました
クレジットカードを登録している場合、高速代などの費用も全てグラブからの請求になります。
なのに・・・!!
高速の料金所に差し掛かったあたりで「20バーツ」と言って手を出してきた運転手さんがいました。
「グラブで払うだろ?」と言ったところ「知ってたか」くらいの顔で、自分で払ってました。
この人、怪しい・・・
遠回りされました
高速代を請求しようとした運転手さん、まだ、やらかしてきます。
高速の分岐をシレッと目的地と逆方向に曲がりました。

「え?そこ左でしょ?」
って、突っ込んだら、そこから嫌らしいほどに高速の出口や分岐付近で眼鏡(老眼鏡)をかけたり外したりしてスマホのマップを確認するパフォーマンスをしてきます。
あたかも「間違った」だけで、わざとじゃないよ!って感じで・・・
思い出しただけでも腹が立ってきます。
しかし、子供も乗ってるし、なんせ高速道路。
そこは堪えて、目的地にちゃんと着くことだけに集中します。
車内でのトラブルは出来るだけ起こさないこと。
クレームはグラブの評価からメッセージを送って!トラブル解決!
グラブのレビューの中に、「同様のトラブルでクレームを出して差額分を返金してもらった」というのを前もって見ていたので、運転手に直接のクレームはしませんでした。
※逆上されたら危ないので、その場は必ず安全な方法を選択してください!
今回、「明らかな遠回りをしたので、相場の金額との差額50バーツを返金してほしい」とグラブに対してクレームを書きました。
するとすぐにグラブからメッセージが返ってきて、「次回の利用分から50バーツ差し引きます。45日以内に利用がない場合は返金します」とのことでした。
少し嫌な思いはしましたが、損をすることがなくて良かったです。
クレームを書くのはあまり好きじゃありませんが、厳しく書くことでこういった悪質な行為やトラブルが無くなればいいなと思います。
まとめ
・グラブは簡単+便利+ストレスフリー
・だけど、安心し切らないで常にチェック!
・クレジットカード登録でキャッシュレス
・クレームはグラブを通してトラブル回避
事前の情報収拾や準備で快適&安全な旅行を目指したいと思います(^^)