アレルギーの人が「タイに行きました〜」っていうの聞いたこともなく、なかなか情報がなくて困りました。
そんな私みたいな人のためにも「食物アレルギー」の視点から旅行について書いてます。
(興味の無い人はスルーしてください〜。)
※今回、アレルギーカードの作成にあたり、「facebookグループ食物アレルギーっ子ママの会inバンコク」の運営者のAさんとその友人である翻訳のお仕事をされているBさんに依頼し、ご協力頂きました。
このお二人がいなかったら、作ることができなかったと思います。
とても感謝しています!「ありがとうざいました(^ ^)」
アレルギーっ子の次男、食べ盛りの中学生だし、一緒に食事を楽しんでもらいたいという想いから、我が家は「出来るだけ現地で食べる」「どうしても、難しいものは持参したもので対応する」というスタイルで海外旅行に行ってきました。
海外旅行に向けて準備したことや、実際に行ってみて起こったことを書いています(^^)
※アレルギーについての考え方や対応は人それぞれですので参考までに。
①我が家のアレルギーについての考え方
(準備中)②海外旅行保険の話
③アレルギーカードの作成
(↑↑今、この記事↑↑)
(準備中)④Google マップの活用
(準備中)⑤エピペンの取り扱いについて
⑥持ち物(日本食と緊急時対応用品)
(準備中)⑦実際にタイで食べたもの
初めての海外旅行
出発の2週間前に決まった初の海外旅行!
私の弟に誘ってもらって、長男がお世話になったタイ人の家族に会いにタイへ!

長男だけは海外に行ったことあるけど、私と次男、三男は初の海外旅行♪
アレルギーの前に、言語の壁
私は英語が話せません(笑)
「聞くのはできるけど話せない」っていう人、結構いると思うんですが・・・
私は聞くのも出来ません(笑)
多分、幼稚園児レベル(+ +)
タイ語なんて全くと言っていいほど出来ません。
(今回の旅行で言語の大切さを痛感しました)
一緒に行った私の弟は英語は話せます。(タイ語は出来ません)
実際にタイに行ってみて感じたのは英語ができる人は思ってたより少なかったです。
日本語しかできない私には常に言葉の壁がありました。
それでもコミュニケーションが取りたい私は翻訳アプリとか使いながら身振り手振り、変な音とかジェスチャーも交えて聞いたりもしました(^^;)
アレルギーの伝達(シチュエーションを想像する)
「言葉が通じない」という言い訳はききません。
アレルギーを伝えることは食品選択の上で必須。
命に関わる大事なことで、万が一、アレルギーの発作が起こったときに使うフレーズに関しては普段使わない言葉なので事前にまとめておくこともしておかなければいけません。
スーパーで買い物するとき、レストランやホテルで食事をするとき、現地の家で作ってもらって提供してもらうとき。そして、しんどくなってしまったとき。
色んな場面を想像して、伝えたいフレーズをピックアップしていきます。
アレルギーは人それぞれで聞きたいことが微妙に違うと思います。
アレルゲンが違うのは当たり前ですが、除去のレベルとか、してほしい微妙なこと。微妙なレベルであっても当人からすれば大きな問題です。
例えば小麦にアレルゲンがある人なら醤油に含まれる小麦はOKとか、卵の人なら半熟卵と加熱卵、卵黄と卵白・・・など。
「全部やめといたらいいんじゃないの?」と思われるかもしれないですが、できれば食べさせてあげたいという気持ちと、安全確保のせめぎ合いがありまして(^^;)
海外旅行の場合、「安全確保」のラインはいつもよりだいぶ厳しく心に設定されるわけですが、それでも、息子に対しては「できれば、食べれるものは食べさせてあげたい。」その気持ちは変わりません。
そんなわけで、我が子にあった言葉(フレーズ)を日本語で書き出していきます。
アレルギーの伝達(翻訳〜カードの作成)
ここからが問題で、翻訳アプリがあってるのかどうかも分からないし、タイのアレルギーに対する認識がどの程度なのかも知らない。
とりあえず、ネットで検索しまくること数日・・・。
冒頭でも少し触れましたがfacebookグループ「食物アレルギーっ子ママの会inバンコク」のページにたどり着きました。
過去の投稿までさかのぼって読ませて頂きました。
タイでのアレルギー事情をはじめ、とても参考になることがたくさん♪
今回、作成したアレルギー伝達カードのフレーズについては、直接、メールを送ってお願いしました。
見ず知らずの私からの急な依頼に対して、快く引き受けてくださり、細かいアドバイスもたくさんしていただきました。
(本当に感謝です!!)
アレルギーのお子さんを持つママの視点で、お店の選び方やタイの人の感覚とか、注意した方がいい点、日本との違い・・・色んなお話をさせていただきました。
(お互いのアレルギーに対する考え方とかも話して「そしたら、こうしたらどうでしょう?」と私に合った方法をアドバイしてくださったり(><)*)
そして、とってもスムーズに翻訳を仕上げてくださいました!
(直接、連絡はとっていませんが通訳をしている方がご協力してくださいました!みなさん、優しすぎます!!感謝しかありません!)
私は、そのフレーズを見やすく並べ替えて、印刷しました。
(PCの設定が悪いのか、私のPCにタイ語のフォントに対応するものがなかったのか、コピペがうまくいかなかったので、タイ語の部分はスクリーンショットを使って画像に変換してからイラストレーターで並べました。)

フレーズは全部で30くらい。
お店でお願いするときのフレーズや持参したものを食べることも書きました。

他にも、緊急時のフレーズ。発作が出た時に考えられる症状や病院へ行くことになったときに使いそうなのも入れました。

小さなメモ帳に貼ってるのでいつでもすぐに見せることができました♪
英語も書くことで、英語でコミュニケーションが取れる人には弟がやりとりしてくれて、さらに細かい対応もしてもらえました(^^)
このカードのおかげでアレルギー面では本当に助かりました。
現地でたくさんの食事を食べられたのも、誤食や大きな発作を起こすこともなく無事に帰ってこれたのもご協力いただいたお二人のおかげです(^^)!
今回、旅行の準備のほとんどがアレルギー対応でした。
細かいところまで色々調べて、時間の限り対応しました。
(行くことが決まってから出発までの日にちが短すぎて大慌てで用意しました。)
今、自分ができることは全部し尽くした!っていうくらいまでしっかりしました(笑)
(こんなに本気出すこと滅多にないよ。笑)
ちょっと面倒くさいこともあるかもしれないけど、用意した分だけ安心と安全が得られることを実感しました。
そして、
「海外では何も食べられないかもしれないし、どれ食べていいか分からないから怖い」
「一生、海外には行かない」
と言っていた次男を連れて行き、無事に帰ってこれたことは彼の世界観を広げたと思います。
アレルギーがあるからって、何かを我慢したり、卑屈になったりしないで、前向きにチャレンジして、乗り越える方法を探していけば大丈夫!(^^)
合わせて用意しておきたいこと
伝達ツールとして、翻訳アプリ。
それと、病院を受診する際の段取り。
病院への連絡の仕方や保険会社への段取りや補償内容などをまとめたもの。
私はLINEのノートに項目ごとにメモをまとめておきました。
(緊急時に確認できるように簡単に。)